独立記念日
June 25, Thursday
1991年6月25日、クロアチア議会(サボル)は、スロベニアとともにユーゴスラビアからの独立を正式に宣言しました。この決定は、1990年の民主的選挙とその後の国民投票に基づいており、国民の大多数が独立を支持しました。しかし、独立宣言の直後には、ユーゴスラビア人民軍との武力衝突が始まり、クロアチア独立戦争(祖国戦争)へと発展しました。
当初、独立記念日は10月8日に祝われていましたが、2019年にクロアチア政府は祝日制度を見直し、独立宣言が行われた6月25日を再び「独立記念日(Dan neovisnosti)」として正式な祝日に定めました。一方、10月8日は「クロアチア議会がユーゴスラビアとのすべての関係を断絶した日」として記憶されていますが、現在は祝日ではありません。
この日には、政府主催の式典や記念行事が行われ、首都ザグレブでは大統領や首相が国民に向けて演説を行います。また、戦争で命を落とした兵士や民間人を追悼するための献花や黙祷も行われます。多くの家庭では国旗を掲げ、自由と独立を祝う静かな一日として過ごされます。
クロアチアの独立記念日は、単なる祝日ではなく、国民のアイデンティティと歴史的な苦難、そして勝ち取った主権を再確認する大切な日です。